概要今回の記事は、便利なツールやサービス・「ノウハウ」に関する記事でございます軽貨物運送ドライバーの皆様…日々の「駐禁」との闘い、お疲れ様でございます。我々配送員と駐禁を切られることの闘争の日々には終わりが無く、今後も両者の争いは激化の一途を辿っていくことでしょう。勿論わかってます…「違反する方が悪いやん」というお声が上がることは。しかし、我々も納品時間に指定がある中、お客様の元に何が何でも届けなければなりません。しかも、都市圏になれば駐車する場所など当然無く、年々取り締まりも厳しくなっているように感じております。今回の記事を通じて、そんな日々の駐禁の取締りに疲れ、震えて眠る私のような配送ドライバーに、駐禁を切られることを回避するのに役立ったノウハウをお伝えしていければと存じます。この記事を書くまでに、様々な対策を試してまいりました。少しでも駐禁取締りを遅らせられれば、大勢の命が救われると存じております。ほんの刹那でも取り締まりを遅らせれたと判断できた施策をいくつか書いていきます。本記事をお読みになれば、あなたに合った有効な施策が見つかり、駐禁を切られることを回避できる確率が上がるかもしれません。特に、「駐車でよく引っ掛かる…」・「駐禁を切られすぎてもう後が無い…」といった方には有益なコンテンツとなっておりますので、最後までお読み頂けますと幸いでございます。そもそも「駐禁を切られる」とは?「駐禁を切られる」と世間一般では表現されていることが多いですが、正確には道路交通法では「駐車禁止違反」と示されております。違反すると、罰金もしくは免許証の点数を引かれることになり、何度も違反を犯すと車両利用停止制限の措置を課されることもございます。尚、「駐車禁止違反」は、正確には以下2種類で分類されます。駐停車違反放置駐車違反前者は、極端な例を挙げると踏切やトンネルの入り口で停車するなど、明確に交通網に影響を及ぼす駐停車を行うと、違反として取り締まられます。ただ、警察が概ね注意を呼びかけてくることがほとんどで、それに従いさえすれば違反として処罰されることは少ないです。後者こそが、皆さんが苦労しているものですね。運転者が車両を離れて、すぐに移動させることができない車両を放置車両と定義されており、その放置車両は警察か駐車監視員に見つかり次第、違反として取り締まられるのです。尚、道路交通法第2条第18号によれば、正確な定義は以下となっております。どうですか?上記を拝見されて、怒りが湧いてきませんか?特に1の「5分以内」と記載がありますが、5分どころか秒で来ますよね。そうなんですよ…まじで奴ら(駐車監視員)の速度は半端じゃないんですよ。もし「最近、一番疾(はや)かったのは?」と問われたら、間違いなく「駐車監視員ですね。五反田や新宿あたりの奴らが特に疾(はや)く、最高峰の駐車監視員が揃っています。」と回答しますね。勿論、わかっておりますよ…この制度があるからこそ、道路の秩序が守られているということは。私自身、この制度自体は無くてはならないと思っております。しかし、そうはいっても運送業者としては罰金と免許証の点数を引かれるのはあまりにも厳しく、配送に差し支えしかございません。配送車両に関しては何かしら優遇して欲しいと正直強く思っておりますね。それでは、駐禁(駐車禁止違反)についてご理解を頂けたかと存じますので、実際に試して効果がありそうだったことを話していきたいと思います。「只今、配達中」という紙をダッシュボードに挟んで置くハザードランプを付けっぱなしにしていく大声で呼びかけるドラトークを活用する1.「只今、配達中」という紙をダッシュボードに挟んで置くこの施策は駐車監視員と警察官次第にはなりますが、やってみた結果「やらないよりはマシ」という検証になりました。但し、冷酷で法令遵守を徹底するマシーンのような方々には、通用しないということを覚えておいて下さい。効果としては、この紙を挟んでおくことで、取り締まりの開始を少し遅らせることができたと感じております。もしこの紙を挟んでいなければ、奴ら(駐車監視員)は秒速で取り締まりを開始するするのですが…この紙を見て「お?近くにおるんちゃうんか?」と少し探す素振りを挟んだ監視員が稀にいらっしゃったので、少し効果ありと結論付けます。2.ハザードランプを付けっぱなしにしていくこちらの施策も駐車監視員と警察官次第にはなりますが、やってみた結果「やらないよりはマシ」という検証になりました。ただ「只今、配達中」という紙には負けますし、効果は本当に微量でしたので期待はしないで下さい。しかし、こと駐禁の取り締まりに関しては、ほんの刹那の時間を遅らせられるかどうかで生死が別れます。何が何でも駐禁の取締りの回避確率を上げたい人は、納品に時間が掛かりそうな時はとりあえずハザードランプを点けて配送することをおすすめします。3.大声で呼びかけるいろんな施策を試しましたが、最強の施策は「大声で呼びかける」でした。やることはシンプルで、「その車、私の車で〜〜〜す!!!!」と思いっきり叫び、駐車監視員を圧倒するだけです。私はこれで5度ほど救われております。ちなみに私は、社内では「大声」を司る担当のため普段から大声を出すことに慣れておりますが、最も効果が高かったため、声を出すのが苦手な人も絶対にやった方がいいです。特に以下のケースのような、すぐに車両に駆け寄れない時に絶大な威力を発揮し、私を救ってくれました。納品先と車両まで距離があり、それなりに離れている対向車線沿いにどうしても納品をしなければならないマンションなどで高層構造の建物に納品に来ているが、自分の車両が取り締まられていないかを上空から確認することはできる「人に見られて恥ずかしい…」・「あんまり人と話さない…」とか一切気にしないで下さい。恥と外聞を全て捨て、鬼気迫る勢いで腹から声を出し切り、「放置じゃないで〜〜〜〜す!!大丈夫で〜〜〜〜す!!」と知らしめて下さい!ただ大声で知らしめるだけでは火力が足りていません。奴ら(駐車監視員)を圧倒しなければなりません。圧倒してはじめて、あなたは駐禁の取締りを回避することができるのです。「駆けつければいいやん」と思われた方、その思考は命取りです。駐禁の取締りを止める際に数秒遅れること自体が生死を分ける以上、走力だと「遅い」のです。確かに走るのもそこそこ速いのですが、大声とは速さの次元が違います。大声は「音速」であり、人間が出せる速度ではない以上、駐車監視員を牽制する方法としては大声が最適かつ最高の手段なのです。ちなみに大声を放ち、奴らを圧倒することに成功すると、あなたの声に驚いた駐車監視員達が蜘蛛の子のように散っていきます。7個集まって願いを叶えた後のドラゴンボールばりに奴らは散っていきますので、その時の「防衛成功」の喜びたるや…凄まじいものです。4.ドラトークを活用するドラトークには、配送案件や物流ニュースの掲載、全国のトイレ、駐禁スポットの位置が確認できるなど、多くの機能が搭載されています。中でも、駐禁スポットの位置や駐禁を受けた場所がわかる機能は今回注目したい機能で、こちらをドライバーの方々には活用いただきたいです。ドラトークのホームページ駐禁スポットは以下の画面で確認できます。駐禁情報を入力することもできるので、みんなで投稿して対策しましょう。さいごに今回の記事はいかがでしたでしょうか?取り急ぎ、結論としては駐車を切られないよう、とにかく大声を出しましょう。普段から大声で圧倒できるよう、大声を司る訓練を重ねて下さいね。そして、駐禁の取締りの回避方法を知っていれば是非コメント下さい!本記事が配送ドライバーの皆様にとってのお楽しみとなり、お役に立たてたのであれば幸いでございます。皆様と一緒に軽貨物運送業界を盛り上げて、ドライバーに就業される方の幸福度を上げていきたく存じますので、応援を何卒宜しくお願い申し上げます。今回は以上となります。閲覧頂きありがとうございました。(PR)配達員向けコミュニティアプリ「ドラトーク」ドラトークとは、全国の軽貨物配送に従事するドライバーが、匿名かつ無料で利用できるSNSサービスです。アプリ内では、配送先の建物・納品情報や、全国のトイレ・駐禁スポット、配送アドバイスなどがリアルタイムに共有されています。軽貨物ドライバーのためのSNS「ドラトーク」の無料ダウンロードはこちらから↓ドラトーク公式サイトこの記事で解決できなかった疑問はドラトークで解決しよう画像のように、ドラトーク内のタイムラインに質問を投稿すると、経験豊富なドライバーがいつでも親切にアドバイスしてくれます。駐禁取り締まりについて質問がある方はぜひドラトークを活用してみてください。また、質問を投稿する際は最初に目的を書くことをお勧めします。「〇〇について教えて欲しいです」「〇〇を買おうか悩んでいます」など、質問内容が明確だと多くのユーザーからの反応が期待できます。