昨今の副業ブームで会社員の方でも副業を始める方は増えてきています。その一方で何をして良いかわからない、スキルがなくてもできる副業がないか探しておられる方もいるのではないでしょうか。手軽にはじめられる副業の一つに軽貨物ドライバーがあります。今回は、軽貨物ドライバーの副業は稼ぎやすい?初心者でも参入をおすすめできる理由を解説していきます。軽貨物ドライバーを副業で始めることがおすすめの理由副業を始める時に同じ時間を使うのではあれば少しでも時間単価が高いもしくは比較的楽であったり人間関係が複雑でない仕事を選びたいもの。軽貨物ドライバーであればこれらを解決できます。それだけでなく、副業初心者の方でも比較的容易にはじめることができる点が特におすすめができる理由です。軽貨物ドライバーでの副業を始めるためには最低限普通自動車免許を持っていれば始めることができます。軽貨物ドライバーを副業で行うメリット軽貨物ドライバーを副業で行うメリットはこちらです。・土日が休みの会社員などスキマ時間を活用できる・未経験者でも始められる・難しい知識は不要アルバイトではなく副業で仕事を得る時のハードルを下げて取り組める点が特徴です。具体的に見ていきます。 土日が休みの会社員などスキマ時間を活用できる軽貨物ドライバーが運ぶ荷物は日用品など軽量なものが大半です。軽貨物ドライバーはコロナ禍以降更に不足が叫ばれておりニーズが高まっています。平日は仕事をしている会社員の方も土日の休暇や、平日もスキマ時間があれば有効に活用することができます。ただし、土日のみの案件はどうしても少なくなりがちです。土日と平日も少し稼働するなど時間を調整できるとゆくゆく大きく収入を上げる機会にも恵まれます。 未経験でも始められる副業として業務を請け負うためには通常経験者であることが望ましい事があります。一方で軽貨物ドライバーであれば未経験でも挑戦することができます。トラックドライバーと異なり特殊な免許証も必要なく、また荷物も比較的軽量であることから女性やシニアの方に取っても選ばれる仕事です。 難しい知識は不要軽貨物ドライバーを始めるにあたって難しい専門的な知識は不要です。そのため、運転ができる方は案件さえ見つかればすぐにでも開始することができます。ただし、運転ができる必要は最低限ありますし、荷物の受け渡しの際のコミュニケーションなどのスキルは必要になります。 軽貨物ドライバーの副業をすることのデメリット軽貨物ドライバーで副業を行うことのデメリットは以下の2点です。・運転が必須になる・体を使う具体的に見ていきます。 運転が必須になる軽貨物ドライバーというだけあり、軽自動車(軽トラックや軽バン)の運転が必須になります。そのため、免許はあるもののそもそも運転が苦手な方や嫌いな方は向きにくいでしょう。ただし、軽貨物ドライバーの業務を通じて運転を日々こなすことにはなるため運転スキルの上昇も見込めます。 体を使う車の運転をし、荷物を運ぶ際にはご自身の体を使って業務を行います。そのため、体力仕事が苦手な方は向きにくいでしょう。ただし、運搬を通じて普段デスクワークで運動が不足しがちな方も強制的に運動することになるため、お金も稼げて運動もできる一石二鳥とも言えます。 副業で軽貨物ドライバーを始める方法副業で軽貨物ドライバーを始めるためにはご自身で車両の用意をするかしないかで大きく変わります。具体的には黒ナンバーの取得をした軽自動車を保有しておく必要がありますが、用意できない場合は職場で調達するのも一つです。黒ナンバーの取得方法に関しては以下の記事で詳しく解説していますのでご覧ください。参考>>軽貨物ドライバーとは?仕事をするメリットや個人事業主として始める方法を解説 軽貨物ドライバーの案件の探し方黒ナンバーの車両を持っていない場合会社で貸し出しをしてくれることもあるのでそのような案件を選ぶようにしましょう。例えば「軽貨物ドライバー 黒ナンバー 貸出」などで求人ボックスで案件を検索し、普通免許のみで可といった表記があれば車両の貸し出しもしてくれる案件が出てきます。また、近年では案件マッチングサービスを利用することが主流になってきています。それらに関しては以下の記事で詳しく解説していますのでご覧ください。参考>>【軽貨物マッチングサービス9選】各サービスの特徴とメリットを一挙紹介条件に合いそうな案件を探して挑戦してみましょう。 時間帯別の軽貨物ドライバーの副業手取り副業で軽貨物ドライバーを始めた際にどの程度稼ぎがあるかは気になるものです。案件に寄りますが以下のパターンに分けて記載していきます。・平日朝や夕方のみ稼動・土日のみ稼動具体的に見ていきます。 平日朝や夕方のみ稼動朝や夕方に週三回、4時間稼働すると1週間で12時間、1ヶ月で48時間程度の稼働時間を確保できます。1時間あたり移動も加味して10個の荷物を運べたとすると480個。170円/個だとするとひと月の売り上げは81,600円となります。ここから仮に15%経費が掛かったとすると手取りにして69,630円となります。 土日のみ稼動土曜日に8時間稼働すると1ヶ月で32時間程度の稼働時間を確保できます。1時間あたり移動も加味して10個の荷物を運べたとすると320個。170円/個だとするとひと月の売り上げは54,400円となります。ここから仮に15%経費が掛かったとすると手取りにして59,185円となります。これらの算出はあくまで一例のためそもそもの単価や経費、稼動量にもよりますのでご自身の都合に合わせて稼働するようにしましょう。 副業で年間20万円以上の所得になると確定申告が必要一般的な会社員の場合確定申告は不要です。しかし、副業の軽貨物ドライバーとして稼働を行い年間20万円以上の所得になるのであれば会社員であっても確定申告が必要になります。確定申告には以下の2種類の方法があります。・白色申告・青色申告青色申告の方が最大65万円控除ができる一方で毎月の帳簿の作成が必要です。青色申告ができるほど稼働ができるのは年間300万円以上の売り上げが見えてくれば検討しても良いでしょう。もし青色申告をする場合には、青色申告書による申告をしようとする年の3月15日までに税務署に書面を提出する必要があります。参考>>A1-9 所得税の青色申告承認申請手続また、確定申告のためには、経費としてかかった料金の領収書をなくさずに保管しておきましょう。青色申告の場合は特に年度末に慌てないように、日頃から帳簿をつけ、確定申告に備えておくようにしましょう。なお、青色申告の帳簿は最近だと会計ソフトも充実しており数万円から利用ができ大変便利です。本メディアを運営するドラトークの軽貨物ドライバーにもご利用いただいている会計ソフトにタックスナップ(PR)があるのでどれがいいか悩んでいる方はご覧になってみてください。 個人事業主の軽貨物ドライバーにインボイス対応は必要?23年10月1日よりインボイス制度が始まりました。インボイス制度とは国税庁を引用すると以下の通りです。<売手側> 売手である登録事業者は、買手である取引相手(課税事業者)から求められたときは、インボイスを交付しなければなりません(また、交付したインボイスの写しを保存しておく必要があります)。<買手側> 買手は仕入税額控除の適用を受けるために、原則として、取引相手(売手)である登録事業者から交付を受けたインボイス(※)の保存等が必要となります。引用:国税庁 インボイス制度の概要もともと消費税の納付は課税売上1,000万円を超えている方が対象でした。それがインボイス制度導入に伴い、売手からインボイス交付を求められた際には提出が基本となります。これを行わないと、買手であるあなたの案件金額が下がったりと不利益に繋がることもあります。副業の軽貨物ドライバーの場合は案件を多くこなすことも少ないことが想定されるため勤務先に確認するようにしましょう。 まとめ今回は、軽貨物ドライバーの副業は初心者でも参入をおすすめできる理由を解説ししました。副業初心者の方でも比較的容易にはじめることができる点が特におすすめができる理由です。普通自動車免許さえあれば案件次第によっては明日からも稼働することができます。これから副業で何かを始めてみたい方はぜひ軽貨物ドライバーも選択肢に入れてみて下さい。(PR)配達員向けコミュニティアプリ「ドラトーク」ドラトークとは、全国の軽貨物配送に従事するドライバーが、匿名かつ無料で利用できるSNSサービスです。アプリ内では、配送先の建物・納品情報や、全国のトイレ・駐禁スポット、配送アドバイスなどがリアルタイムに共有されています。軽貨物ドライバーのためのSNS「ドラトーク」の無料ダウンロードはこちらから↓ドラトーク公式サイトこの記事で解決できなかった疑問はドラトークで解決しよう画像のように、ドラトーク内のタイムラインに質問を投稿すると、経験豊富なドライバーがいつでも親切にアドバイスしてくれます。副業について質問がある方はぜひドラトークを活用してみてください。また、質問を投稿する際は最初に目的を書くことをお勧めします。「〇〇について教えて欲しいです」「〇〇で稼げるようになるにはどうすればいいか」など、質問内容が明確だと多くのユーザーからの反応が期待できます。