概要今回の記事は、配送するための「車両」に関する発信でございます。軽貨物運送事業を始められる方で、車両を購入するべきか車両を請負元からレンタルすべきかといった悩みを相談するために、弊社にお問い合わせを頂くことが非常い多いです。今回は、配送車両を購入すべきか、レンタルをするべきかに対して具体的に回答を提示していければと存じます。(配送車両とは、上段にある画像の「軽バン」と定義させて頂きます。)特に、初めて軽貨物運送事業を始める方には有益なコンテンツとなっておりますので、最後までお読み頂けますと幸いでございます。レンタルか購入かの結論それでは早速結論を申し上げます。車両を入手する際に最も重要な観点は以下に尽きますが、本観点に基づき主張させて頂いております。「手に入れた配送車がいかに手離れがいいか?」「1年以上は軽貨物運送事業をするイメージはあるか?」①:以下のいずれかに該当する方は、配送車を購入すべき配送ドライバー完全に本業を辞めて独立し、軽貨物運送事業に従事する1年以上は(軽貨物)運送事業に従事する予定である②:以下のいずれか一つでも該当する方は、配送車を請負元からレンタルすべき配送ドライバー本業があり、本業以外の時間で配送を行っているいつまで運送事業をやるかは不明瞭であるとりあえず軽貨物運送事業をやってみたい、挑戦してみたい車両を入手する際に最も重要な観点について具体的な説明に入る前に、以下の観点について触れさせて頂きます。車両を入手する際に最も重要な観点は以下に尽きますが、本観点に基づき主張させて頂いております。「手に入れた配送車がいかに手離れがいいか?」「1年以上は軽貨物運送事業をするイメージはあるか?」「手に入れた配送車がいかに手離れがいいか?」・「1年以上は軽貨物運送事業をするイメージはあるか?」という観点がなぜ大切かと申し上げますと、以下の理由からです。A:軽貨物運送事業の仕事は意外とキツく、合わない人が多いからB:車両の処理(譲渡や売却など)の手間が大きいからA:に関しては、以下の理由などで、軽貨物運送事業の開始直後早々にお辞めになられるケースは少なくないため大切です。体力が足りない、肉体的にキツくて仕事ができない日当は高くても、稼働時間があまりにも長すぎる運転による事故が怖くなり、仕事ができなくなってしまった人とコミュニケーションをもっと取る仕事がしたい、孤独だ上記のような理由などで軽貨物運送事業を辞めるとなった場合に、車両を自分の手元から譲渡したり返すことができる「手離れの良さ」が、すぐにコストを節約できるかに大きく影響します。Bに関しては、これは私が体験したことですが、車両の処理というのは非常に面倒なため大切です。もし分割で軽バンの新車を購入していたとしたらいかがでしょうか?辞めた後も費用を支払い続けることになりますし、駐車場の月の金額も掛かって参ります。中古で売るといっても、値段は当然落ちます。車両関係は譲渡するにしろ売却するにしろ、手間と期間が大きく掛かります。どの会社で売るのが良いのか・もっと良い条件で売れないのか、どういう処理が必要なのかなどを調べたり、悩んだりするのも非常に面倒で、それらを実行するとなったら尚更でしょう。レンタルか購入かの結論への説明それでは、レンタルか購入かについての結論についての説明に入ります。①:以下のいずれかに該当する方は、配送車を購入すべき配送ドライバー完全に本業を辞めて独立し、軽貨物運送事業に従事する1年以上は(軽貨物)運送事業に従事する予定である上記①に関しては、車両の手離れを検討する必要が無く、軽貨物運送事業をある程度以上の力を入れて取り組まれる方だと推測しております。軽貨物運送事業に取り組み、売上から経費を引いた結果、儲けが出る見込みが高い方は配送車を購入すべきだと考えております。基本的に、軽貨物運送事業に長く取り組めば取り組むほど、車両を購入した方が車両に関わるコストを低減できます。本業を辞めて独立する方に関しては何も言うことはございませんが、1年以上しっかりと従事されることを決められている方であれば、十分車両費は回収し、かつ儲けを出すことができるでしょう。私は、軽貨物運送事業を本気で取り組まれる方に対しては、中古車を購入することを推奨しております。車両レンタル費には月額60万円程度になります。中古だと50万円も出せばかなり良い車両が購入でき、よっぽど荒い扱いをしなければ4~5年以上は利用できます。トータルのコストを計算すれば、当然購入すべきだという判断になりますなお、軽バンは中古車を購入すべきか、新車を購入すべきかということについては、別記事で公開しておりますのでそちらを参考にして頂けますと幸いでございます。【軽貨物】どっちを買うべき?新車か中古車②:以下のいずれか一つでも該当する方は、配送車を請負元からレンタルすべき配送ドライバー本業があり、本業以外の時間で配送を行っているいつまで運送事業をやるかは不明瞭であるとりあえず軽貨物運送事業をやってみたい、挑戦してみたい上記②に関しては、車両の手離れを検討する必要がある方です。儲けが少なかったとしても、最初の数ヶ月は案件の請負元から配送車をレンタルすべきです。上段箇所でも申し上げました通り、ギグワーク的に働いてみたい軽貨物運送事業に「挑戦」してみたいといったことであれば、安易に購入すべきではないです。とにかく、手離れの良さを意識した方が良いです。ちなみに、購入した結果、やっぱり軽貨物の仕事が合わないと思っても購入したことに引きづられて辞められなくなったという方を多数見てきました。軽貨物の仕事は、短い時間で通常の仕事をするより高単価を稼げ、気楽で一人でできることがすごく良い点です。但し、基本的に車両に関わる費用は全て個人事業主様の負担になり、購入するべき備品もそれなりに多いことから、それなりの出費も掛かります。また、積込・出荷・納品の一連の流れは、時間に追われることも当然ありますので、ノンストレスな仕事では決してございません。時間に追われることが苦手な方は、慣れるまでは大変かと思われますので、本当に決心や覚悟がついてから車両を購入しても遅くはありません。さいごに今回の記事はいかがでしたでしょうか?本記事が配送ドライバーの皆様にとってのお楽しみとなり、お役に立たてたのであれば幸いでございます。皆様と一緒に軽貨物運送業界を盛り上げて、ドライバーに就業される方の幸福度を上げていきたく存じますので、応援を何卒宜しくお願い申し上げます。今回は以上となります。閲覧頂きありがとうございました。(PR)配達員向けコミュニティアプリ「ドラトーク」ドラトークとは、全国の軽貨物配送に従事するドライバーが、匿名かつ無料で利用できるSNSサービスです。アプリ内では、配送先の建物・納品情報や、全国のトイレ・駐禁スポット、配送アドバイスなどがリアルタイムに共有されています。軽貨物ドライバーのためのSNS「ドラトーク」の無料ダウンロードはこちらから↓ドラトーク公式サイトこの記事で解決できなかった疑問はドラトークで解決しよう画像のように、ドラトーク内のタイムラインに質問を投稿すると、経験豊富なドライバーがいつでも親切にアドバイスしてくれます。車両のレンタルや購入について質問がある方はぜひドラトークを活用してみてください。また、質問を投稿する際は最初に目的を書くことをお勧めします。「〇〇について教えて欲しいです」「〇〇を買おうか悩んでいます」など、質問内容が明確だと多くのユーザーからの反応が期待できます。