GODOORとはゼンリン住宅地図対応の配達アプリです。大手配送会社のアマゾンが契約しているサービスで一般の軽貨物ドライバーも有料で利用することができます。このアプリは非常に便利なサービスですが、有料登録が利用の障壁となり、実際の機能まで把握している方は少ないのではないでしょうか。そこで今回はゼンリン住宅地図対応の配達アプリ「GODOOR」の使い方とメリットデメリットを紹介いたします。初めて利用したい方にとっては参考になる記事ですので、ぜひご覧ください。配達アプリ「GODOOR」とは?ゼンリン住宅地図で荷物管理ができる配達業務効率化アプリGODOOR(ゴードア)は建物・表札名がわかるゼンリン住宅地図に荷物情報をピン表示し、荷物情報と住宅地図を照らし合わせることができるアプリです。配達ルート考慮や誤配防止をサポートしてくれます。アプリの詳細>>https://godoor.jp/地図アプリ「ゼンリン住宅地図」とは?ゼンリンの住宅地図は、細かい建物の名前や住人の名前、番地などが大々的に表示されており、宅配便や新聞、一般のお店などの配達には欠かせない情報源となっています。町名を検索することで、該当地域の地図を簡単に見ることができ、不動産業や宅建業などの物件管理や、銀行や保険会社などの顧客管理にも利用されています。アプリの詳細>>https://www.zenrin.co.jp/product/category/residentialmap/index.html運営会社の株式会社ゼンリン (ZENRIN CO., LTD.)は 「知・時空間情報」の基盤となる各種情報を収集、管理し、住宅地図帳などの各種地図、地図データベースをコンテンツとして提供している会社です。GODOORはGoogleマップを使うより便利?配達業務において、ゼンリン住宅地図に対応したGODOORを利用することは、Googleマップを使うよりも格段に利便性が高いと言えます。その理由は、GODOORは荷物情報と住宅地図を一つのアプリで統合して提供しているからです。さらに、地図上には建物名や表札名が表示されるため、宅配先をより正確に特定し、誤配を防ぐことができます。ただし、GODOORは有料であるという点がネックとなります。無償で利用できるGoogleマップと比較すると、この点は考慮すべきでしょう。配達アプリ「GODOOR」の便利な使い方GODOORを初めて利用したい方に向けて、以下の流れで簡単に使い方を説明させていただきます。配達先を検索する荷物情報を登録する配達先の確認と絞り込み配達先までルート案内順番に確認していきましょう。1.配達先を検索するGODOORでは配達先の住所を簡単に検索することができます。例えば、住所検索だけでなく、郵便番号や音声入力でも配達先の場所を特定することができます。さらに、地図上には建物名や表札名が表示されるため、宅配先をより正確に特定し、誤配を防ぐことができます。2.荷物情報を登録する配達効率をアップさせるためには、荷物情報を詳細に登録することが大切です。GODOORでは、配達時間帯や梱包の種類、代金徴収の有無など、様々な細かな情報を登録できます。さらに、荷物の大きさや段ボールの色なども設定することができます。このような機能により、荷物をアプリ上で視覚的に把握することが可能となります。3.配達先の確認と絞り込み登録した荷物は地図上で確認することができます。さらに、残りの荷物件数も一緒に表示されるため、配達を忘れる心配がありません。登録した配達先は、「不在」「再配達」などの荷物状況や、配達時間帯別の絞り込みが可能です。荷物を全て地図上で確認できるので、配達スケジュールの管理も楽々です。4.配達先までルート案内GODOORは最短ルートを音声案内するカーナビ機能を搭載しています。荷物情報からスムーズにナビが起動でき、配達先まで迷うことなく到達できます。配達アプリ「GODOOR」を利用するメリットGODOORのメリットを確認すると、以下の内容が挙げられます。ゼンリン住宅地図アプリが使える配達先を地図上で一挙確認できる配達スケジュールが簡単に組める荷物の種類を視覚的に把握できる順番に確認していきましょう。1.ゼンリン住宅地図アプリが使えるGODOORを利用する一番の利点は、ゼンリン住宅地図アプリが対応されている点にあります。ゼンリン住宅地図を運営する株式会社ゼンリンは、Googleマップのサービス開始当初(2005年)から地図データをGoogleに提供している企業です。日本全国の地域・住宅情報が網羅されているだけでなく、全国の現地調査スタッフの調査により、都市部では毎年、それ以外の地区でも2~5年に1回は定期的に更新を実施しています。そのため、ゼンリン住宅地図は常に最新データの情報を確認できる地図アプリと言えます。2.配達先を地図上で一挙確認できるGODOORを利用すると、配達先を地図上で一挙に確認することができます。この機能を活用することで、配達の流れをイメージしたり、配達スケジュールを立てたりすることができます。また、配達先を特定する際には、住所検索だけでなく、郵便番号や音声入力でも配達先の場所を特定することができます。さらに、地図上には建物名や表札名が表示されるため、宅配先をより正確に特定し、誤配を防ぐことができます。3.配達スケジュールが簡単に組めるGODOORでは、配達時間帯や梱包の種類、代金徴収の有無など、さまざまな細かな情報を登録できます。登録した荷物は地図上や一覧画面で確認することができ、表示画面では配達物を配達指定時間順や住所(距離)順に並べ替えることができます。また、配達状況を「未配」「再配達」「完了」の3つに分けて確認することができます。この機能により、配達時間帯や距離での仕分けだけでなく、具体的な状況ごとに荷物を管理できます。これらの情報をもとに、簡単に配達スケジュールを組むことや配達漏れを防ぐことができます。4.荷物の種類を視覚的に把握できるGODOORでは、荷物の情報を「梱包」「種類・色」「サイズ」のカテゴリに分けて登録することができます。例えば、荷物の種類には大手運送会社の段ボールに近しいものや、独自の梱包方法、荷物の色などを具体的に記入できます。これにより、荷物の種類や梱包方法、色を画面上で視覚的に把握できるため、荷物の取り扱いが容易になり、誤配達を防ぐことができます。これは軽貨物ドライバーにとって非常に便利な機能です。配達アプリ「GODOOR」を利用するデメリットGODOORを利用するデメリットは以下の内容が挙げられます。有料登録をしないとサービスが使えない荷物の登録に時間がかかる配達先のピンがずれることがある順番に確認していきましょう。1.有料登録しないとサービスが使えないGODOORは、無料で地図を確認することができますが、経路を確認したり、配達アプリとしての機能を使う際には有料登録が必要です。具体的には、月々約1,600円の料金がかかります(クレジット支払いの場合、割引サービスが適用されます)。そのため、配達を副業として行っているが、稼働頻度が低い場合や、経費を節約したいと考えている人にとっては、利用が不向きかもしれません。2.荷物の登録に時間がかかるGODOORは荷物情報を詳細に登録することができますが、その反面、登録には時間がかかるというデメリットがあります。少量の荷物を配達する場合には問題ありませんが、1日に100〜150件近くの配達を行うドライバーにとっては大きな負担となるでしょう。実際に、アプリを使いこなしているドライバーでさえ、100軒程度の荷物を登録するのに30分程度の時間がかかると言われています。荷物の読み込みや積み込みと同時に荷物を登録することも考えられますが、それでもアプリを使用しないドライバーと比べると、準備にかかる時間が長くなる傾向があります。3.配達先のピンがずれることがあるGODOORは一部のユーザーからは、配達先のピンが正確ではない場合があるとの報告があります。これにより、配達業務の効率が低下したり、配達先を見つけるのに時間がかかることがあります。正確な地図情報が必要な配達業務において、このような問題は大きなデメリットとなります。選べる料金プラン(全プラン初月無料)GODOORの有料登録は以下のプランから選ぶことができます。クレジットカードで決済(WEB)ストアで決済(Google Play/App Store)月払いプラン1,300円1,600円年払いプラン13,000円-クレジットカードでの決済を選択された場合、年払いプランの方が月払いプランより年間2,600円お得になります。地図だけならGODOORも無料で利用できるGODOORは地図を閲覧するだけなら無料で利用できます。ただし、目的地への経路表示やナビゲーションなどの機能は使用できませんので、ご注意ください。したがって、効率的な配送業務を行いたい場合は、有料プランを検討することをお勧めします。まとめ今回は、ゼンリン住宅地図対応の配達アプリ「GODOOR」の使い方とメリットデメリットを紹介しました。GODOORは配達スケジュールを簡単に組めることや、荷物情報を詳細に登録・確認できる点が優れています。しかし、荷物の情報登録に時間がかかるという課題もあります。1日に100〜150件近く配達するドライバーには不向きかもしれませんが、少量の配達においては非常に便利なサービスですので、ぜひ利用してみてください。最後までお読みいただき、ありがとうございました。(PR)配達員向けコミュニティアプリ「ドラトーク」この記事で解決できなかった疑問はドラトークで解決しようドラトークとは、全国の軽貨物配送に従事するドライバーが、匿名かつ無料で利用できるSNSサービスです。アプリ内では、配送先の建物・納品情報や、全国のトイレ・駐禁スポット、配送アドバイスなどがリアルタイムに共有されています。軽貨物ドライバーのためのSNS「ドラトーク」の無料ダウンロードはこちらから↓ドラトーク公式サイトドラトーク内のタイムラインに質問を投稿すると、経験豊富なドライバーがいつでも親切にアドバイスしてくれます。GODOORについて質問がある方はぜひドラトークを活用してみてください。また、質問を投稿する際は最初に目的を書くことをお勧めします。「〇〇について教えて欲しいです」「〇〇で稼げるようになるにはどうすればいいか」など、質問内容が明確だと多くのユーザーからの反応が期待できます。